第113回 看護師国家試験 午前 問61 解説
一般母性看護学
📝 問題
自然流産を連続( )回以上繰り返した状態を習慣流産という。 ( )に当てはまるのはどれか。
✅ 正解
2
💡 解説
✅ 自然流産を連続3回以上繰り返した状態を習慣流産という。
流産の反復は回数で区別される。自然流産を連続2回繰り返した状態を反復流産、連続3回以上繰り返した状態を習慣流産とよぶ。 空欄には3が入る。
「反復流産=2回」「習慣流産=3回以上」と対にして覚えると混同しない。
- 1
2不正解
連続2回の自然流産は反復流産であり、習慣流産の定義には満たない。
- 2
3正解
自然流産を連続3回以上繰り返した状態が習慣流産の定義である。
- 3
4不正解
4回は習慣流産に含まれるが、定義の下限は3回であり4回ではない。
- 4
5不正解
5回も習慣流産に含まれるが、成立の基準となる回数は3回である。
📚 混同しやすいので注意
流産は妊娠22週未満の妊娠の中断をいい、回数と時期で用語が整理されている。反復流産・習慣流産は不育症の一部として扱われ、原因検索と次回妊娠への支援が行われる。
- 不育症で調べるリスク因子は抗リン脂質抗体症候群、子宮形態異常(中隔子宮など)、夫婦の染色体構造異常、甲状腺機能異常や糖尿病などの内分泌異常。半数以上は原因が特定できない。
- 原因不明例でも次回妊娠での生児獲得率は高く、心理的支援そのものが有効な援助となる。
| 用語 | 定義 |
|---|---|
| 流産 | 妊娠22週未満の妊娠の中断 |
| 早期流産 | 妊娠12週未満の流産。大半は胎児の染色体異常による |
| 後期流産 | 妊娠12週以降22週未満の流産 |
| 反復流産 | 自然流産を連続2回繰り返した状態 |
| 習慣流産 | 自然流産を連続3回以上繰り返した状態 |
| 不育症 | 妊娠は成立するが流産・死産を繰り返し生児を得られない状態 |
参考: 日本産科婦人科学会 用語(習慣流産・不育症)
ClaudeによるAI生成を活用した解説です
出典:「第113回看護師国家試験の問題および正答について」(厚生労働省)を加工して作成 → 出典について