第109回 看護師国家試験 午前 問22 解説
📝 問題
包帯の巻き方(別冊No.2)を別に示す。 環行帯の巻き方で正しいのはどれか。
✅ 正解
1
💡 解説
✅ 環行帯は同じ部位に重ねて巻く方法が正しい(別冊の該当図A)。
環行帯は、包帯を同じ部位に重ねて円を描くように巻く最も基本的な巻き方で、包帯の巻き始めと巻き終わりの固定に用いる。 別冊No.2のうち、同じ位置に円を重ねて巻いているAが正しい。
螺旋帯は少しずつずらして螺旋状に巻き、麦穂帯(8字帯)は8の字を描いて肘や膝などの関節に巻く。 どちらも、同じ位置に重ねる環行帯とは巻き方が異なる。
- 1
A正解
同一部位に重ねて円を描く環行帯の正しい巻き方である。
- 2
B不正解
ずらして巻く螺旋帯などに相当し、環行帯ではない。
- 3
C不正解
8の字状の麦穂帯等に相当し、環行帯の巻き方ではない。
- 4
D不正解
環行帯の同一部位に重ねる巻き方と一致しない。
📚 関連知識
| 名称 | 巻き方 | 主な用途 |
|---|---|---|
| 環行帯 | 同じ部位に重ねて円を描くように巻く | 巻き始めと巻き終わりの固定 |
| 螺旋帯 | 少しずつずらして螺旋状に巻く | 太さの変化が少ない部位 |
| 折転帯 | 1巻きごとに包帯を折り返す | 前腕・下腿など太さが変わる部位 |
| 麦穂帯(8字帯) | 8の字を描いて巻く | 肘・膝・肩・足関節などの関節部 |
| 亀甲帯 | 関節を中心に扇状に巻く | 屈伸する関節部 |
包帯は末梢から中枢へ向かって巻き、巻いた後は末梢の循環(色・冷感・しびれ・腫脹)を必ず観察する。
出典:「第109回看護師国家試験の問題および正答について」(厚生労働省)を加工して作成 → 出典について