第104回 看護師国家試験 午後 問48 解説

一般健康支援と社会保障制度✔ 監修済み

📝 問題

看護師の人員配置基準について定めた法律はどれか。

✅ 正解

1

💡 解説

✅ 病院の看護師の人員配置基準を定めているのは医療法である。

医療法は、病院や診療所をどう開設し、どんな設備と人員をそろえるかを定めた法律である。看護師を何人置くかという人員配置の基準もここに書かれている。 一般病床では、入院患者3人に対し1人の看護師・准看護師を置くのが標準である。

他の3つは、働く条件・資格そのもの・人材の確保と、それぞれ別のことを定めた法律である。

  • 1

    医療法正解

    病院・診療所の開設、構造設備、人員配置の標準を定める法律。病床の種類や医療安全の体制もここで決まる。

  • 2

    労働基準法不正解

    労働基準法は、労働時間・休憩・休日・賃金といった働く条件の最低基準を定める法律。病棟に何人配置するかは扱わない。

  • 3

    保健師助産師看護師法不正解

    保健師助産師看護師法は、免許・業務の範囲・守秘義務など、看護職の資格そのものを定める法律。

  • 4

    看護師等の人材確保の促進に関する法律不正解

    看護師等の人材確保の促進に関する法律は、看護職員を確保し働き続けられるようにするための法律。ナースセンターの設置や離職したときの届出を定めている。

📚 ここも一緒におさえておこう

医療法は「病院の枠組みを決める法律」としてまとめて問われる。看護職の資格を定める保健師助産師看護師法と対にして覚えよう。

  • 医療法は病院・診療所・助産所の定義と開設を定める。ベッド数20床以上が病院、19床以下が診療所
  • 都道府県が作る医療計画も医療法にもとづく。いまは5疾病6事業と在宅医療について定める
  • 病院には医療安全管理体制(指針づくり・職員研修・事故の報告)を整えることが義務づけられている
  • 看護師の免許・業務・守秘義務は保健師助産師看護師法のほうに書かれている

参考: 医療法/保健師助産師看護師法

出典:「第104回看護師国家試験の問題および正答について」(厚生労働省)を加工して作成 → 出典について

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