第103回 看護師国家試験 午後 問37 解説

一般基礎看護学✔ 監修済み

📝 問題

外来で患者の血液が付着したガーゼを処理する取り扱いで正しいのはどれか。

✅ 正解

4

💡 解説

✅ 血液が付着したガーゼは感染性一般廃棄物として扱う。

医療機関から出るごみは、まず感染のおそれがあるかどうかで分けられる。 血液や体液が付いたものは感染性廃棄物にあたり、ふつうのごみとは別に扱う。

次に、感染性廃棄物は素材によって二手に分かれる。 ガーゼ・脱脂綿・包帯のように、もともと一般廃棄物として捨てられるものは感染性一般廃棄物。 注射針やメス、ガラス器具、血液そのもののように産業廃棄物にあたるものは感染性産業廃棄物である。

どちらも取り扱いに注意が要る特別管理廃棄物にあたり、専用の容器に入れて処理する。

特別管理廃棄物とは

爆発性・毒性・感染性があり、とくに注意して扱うと法律で決められた廃棄物。感染性廃棄物もこれに含まれる。

  • 1

    産業廃棄物不正解

    産業廃棄物は、感染のおそれがないものの区分。血液が付いた時点で感染性廃棄物として扱う。

  • 2

    一般廃棄物不正解

    一般廃棄物も、感染のおそれがないものの区分にあたる。血液の付いたガーゼは通常のごみと一緒にできない。

  • 3

    感染性産業廃棄物不正解

    感染性産業廃棄物にあたるのは、注射針やメス、ガラス器具、血液そのもの。ガーゼは素材の面で産業廃棄物に入らない。

  • 4

    感染性一般廃棄物正解

    ガーゼは一般廃棄物にあたる素材で、血液が付くと感染性一般廃棄物になる。

📚 ここも一緒におさえておこう

感染性廃棄物は、容器に付けるバイオハザードマークの色を入れ替えて問われる。中身の形と色を対にして覚えよう。

バイオハザードマークの色と入れるもの
色入れるもの
赤液状・泥状のもの(血液、血液の入った容器)
橙固形状のもの(血液の付いたガーゼ、包帯、手袋)
黄鋭利なもの(注射針、メス、アンプル)

参考: 環境省「廃棄物処理法に基づく感染性廃棄物処理マニュアル」

出典:「第103回看護師国家試験の問題および正答について」(厚生労働省)を加工して作成 → 出典について

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