第115回 看護師国家試験 午後 問1 解説

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📝 問題

令和4年(2022年)の国民生活基礎調査で、男性の有訴者の症状で最も多いのはどれか。

✅ 正解

2

💡 解説

✅ 男性の有訴者の症状で最も多いのは腰痛。

有訴者とは、世帯員(入院者を除く)のうち病気やけがなどで自覚症状のある者をいい、国民生活基礎調査で調べられる。令和4年(2022年)調査の有訴者率(人口千対)は男246.7・女304.2で女性が高い。症状別にみると、男性は腰痛が第1位で、肩こり・頻尿がこれに続く。女性も第1位は腰痛で、肩こり・手足の関節が痛むの順である。頻尿は男性の第3位、目のかすみは上位に入らず、いずれも最多ではない。

以前は「男性は腰痛、女性は肩こりが1位」と覚えられていたが、近年の調査では男女とも腰痛が第1位となっている点に注意する。

  • 1

    頻尿不正解

    男性では第3位。前立腺肥大症の増加を背景に上位に入るが、腰痛には及ばない。

  • 2

    腰痛正解

    正しい。男女とも第1位で、男性では人口千対約92と他の症状を大きく引き離している。

  • 3

    肩こり不正解

    男性の第2位(人口千対約53)。女性では男性の約2倍の頻度だが、男女とも腰痛には及ばない。

  • 4

    目のかすみ不正解

    上位に入らない。加齢に伴う訴えではあるが、腰痛・肩こり・頻尿より頻度は低い。

📚 関連知識

有訴者率とあわせて通院者率も問われやすい。

  • 有訴者率は年齢とともに上昇し、高齢になるほど高い
  • 通院者率の傷病別第1位は男女とも高血圧症
  • 国民生活基礎調査は毎年実施され、3年ごとに大規模調査(中間年は簡易調査)
有訴者率の上位症状(令和4年・人口千対)
順位男女
1位腰痛 91.6腰痛 111.9
2位肩こり 53.3肩こり 105.4
3位頻尿 44.4手足の関節が痛む 69.5

参考: 厚生労働省「令和4年 国民生活基礎調査の概況」

出典:「第115回看護師国家試験の問題および正答について」(厚生労働省)を加工して作成 → 出典について

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