第115回 看護師国家試験 午前 問71 解説
📝 問題
看護職員の交代勤務で正しいのはどれか。
✅ 正解
4
💡 解説
✅ 2交代制の夜勤では、夜勤の途中に連続した仮眠をとることが推奨されている。
日本看護協会の「看護職の夜勤・交代制勤務に関するガイドライン」は、勤務編成の基準として、夜勤の途中に連続した仮眠時間を設定することを挙げている。
とくに拘束時間の長い2交代制の夜勤では、仮眠が眠気による医療事故を減らし、疲労の回復にも役立つ。
- 1
サーカディアンリズムは保たれる。不正解
夜勤・交代勤務は睡眠と覚醒のリズムを昼夜逆転させるため、サーカディアンリズム(概日リズム)は乱れる。
- 2
メンタルヘルスへの影響は少ない。不正解
交代勤務者では不眠・抑うつ・バーンアウトのリスクが高いことが報告されており、影響は少なくない。
- 3
2交代制より3交代制を採用する施設が多い。不正解
近年の病院看護実態調査では2交代制を採用する病棟が増え、3交代制より多くなっている。
- 4
2交代制における夜勤中の仮眠が推奨されている。正解
正しい。ガイドラインは夜勤の途中に連続した仮眠時間を設定することを求めている。
📚 国試でよく狙われるところ
ガイドラインが示す勤務編成の基準は、数字がそのまま問われる。
- 勤務と勤務の間隔は11時間以上あける。
- 1回の勤務拘束時間は13時間以内とする。
- 夜勤の連続回数は2回まで。
- 連続勤務日数は5日以内。
- 交代の方向は正循環(日勤 → 準夜 → 深夜)とする。
参考: 日本看護協会 看護職の夜勤・交代制勤務に関するガイドライン/日本看護協会 病院看護実態調査
出典:「第115回看護師国家試験の問題および正答について」(厚生労働省)を加工して作成 → 出典について