第114回 看護師国家試験 午後 問9 解説
📝 問題
地域包括支援センターの主な業務に含まれるのはどれか。
✅ 正解
3
💡 解説
✅ 介護予防ケアマネジメントは地域包括支援センターの主な業務である。
地域包括支援センターは介護保険法に基づき市町村が設置する(法人への委託もできる)、地域包括ケアの中核機関である。保健師・社会福祉士・主任介護支援専門員の3職種を置き、主な業務は次の4つ。
・介護予防ケアマネジメント ・総合相談支援 ・権利擁護 ・包括的、継続的ケアマネジメント支援
介護予防ケアマネジメントでは、要支援1・2の人や総合事業の対象者の介護予防ケアプランを作り、実施と評価まで行う。
- 1
特定健康診査・特定保健指導不正解
40〜74歳の加入者に対して医療保険者が行うもので、センターの業務ではない。
- 2
予防接種法に基づく予防接種不正解
定期接種を行うのは市町村で、医療機関に委託して実施する。センターの業務ではない。
- 3
介護予防ケアマネジメント正解
正しい。4つの主な業務の一つで、要支援者や事業対象者のケアプランを担当する。
- 4
要介護認定調査不正解
要介護認定の調査は保険者である市町村の事務である。センターの主な業務として法に位置づけられているものではない。
📚 一緒に確認しよう
設置主体と配置職種は繰り返し問われる。担当する範囲の目安もあわせて覚えよう。
- 担当圏域はおおむね人口2〜3万人に1か所(日常生活圏域)が目安
- 運営は社会福祉法人や医療法人などへ委託できる
| 業務 | 内容 |
|---|---|
| 介護予防ケアマネジメント | 要支援者・事業対象者の介護予防サービス計画の作成と評価 |
| 総合相談支援 | 高齢者や家族のあらゆる相談を受け、必要な機関につなぐ |
| 権利擁護 | 高齢者虐待への対応、成年後見制度の活用支援、消費者被害の防止 |
| 包括的・継続的ケアマネジメント支援 | ケアマネジャーへの助言、地域ケア会議の開催、多職種連携の推進 |
参考: 介護保険法第115条の46
出典:「第114回看護師国家試験の問題および正答について」(厚生労働省)を加工して作成 → 出典について