第114回 看護師国家試験 午後 問6 解説
📝 問題
疾病や障害に対する二次予防の具体的な取り組みはどれか。
✅ 正解
1
💡 解説
✅ がん検診は早期発見・早期治療を目的とする二次予防である。
予防は3段階に分けられる。
・一次予防…健康増進と発症の予防(生活習慣の改善、予防接種) ・二次予防…早期発見・早期治療(健康診査、がん検診) ・三次予防…機能回復と再発防止(リハビリテーション、社会復帰支援)
がん検診は症状のない人からがんを見つけて治療につなげるので、二次予防にあたる。
- 1
がん検診正解
正しい。症状のない段階で見つけて早期治療につなげる二次予防である。
- 2
予防接種不正解
感染症の発症そのものを防ぐ特異的予防で、一次予防にあたる。
- 3
リハビリテーション不正解
発症・治療後の機能回復と再発防止をはかる三次予防である。
- 4
健康づくりのための運動不正解
発症前の健康増進が目的で、一次予防にあたる。
📚 国試でよく狙われるところ
がん検診の対象年齢と間隔はそのまま出題される。数字で覚えよう。
- 胃がん=50歳以上・2年に1回、大腸がん=40歳以上・年1回
- 肺がん=40歳以上・年1回、乳がん=40歳以上・2年に1回
- 子宮頸がん=20歳以上・2年に1回
| 段階 | 目的 | 具体例 |
|---|---|---|
| 一次予防 | 健康増進・発症の予防 | 生活習慣の改善、予防接種、環境整備、労働衛生 |
| 二次予防 | 早期発見・早期治療 | がん検診、特定健康診査、新生児マススクリーニング |
| 三次予防 | 重症化・再発防止、機能回復 | リハビリテーション、患者教育、職場復帰支援 |
参考: 厚生労働省「がん予防重点健康教育及びがん検診実施のための指針」
出典:「第114回看護師国家試験の問題および正答について」(厚生労働省)を加工して作成 → 出典について