第114回 看護師国家試験 午後 問4 解説
📝 問題
国民健康保険の保険者に含まれるのはどれか。
✅ 正解
3
💡 解説
✅ 国民健康保険の保険者は都道府県と市町村である。
国民健康保険は、自営業者や無職の人など、勤め先の健康保険に入っていない人が加入する地域保険である。平成30年(2018年)度から都道府県が市町村とともに保険者になった。
・都道府県…財政運営の責任主体として運営方針を定める ・市町村…資格管理、保険料の賦課徴収、保険給付、保健事業
もう一つの保険者に、医師や建設業など同じ業種の人でつくる国民健康保険組合がある。
- 1
後期高齢者医療広域連合不正解
75歳以上(65〜74歳で一定の障害がある人を含む)が入る後期高齢者医療制度の保険者。国保の保険者ではない。
- 2
共済組合不正解
公務員や私学教職員が入る被用者保険の保険者で、地域保険である国保とは別の制度。
- 3
都道府県正解
正しい。2018年度から市町村とともに保険者となり、財政運営の責任主体になっている。
- 4
国不正解
国は制度を所管し費用の一部を負担するが、保険料を集めて給付を行う保険者ではない。
📚 国試でよく狙われるところ
自己負担割合は年齢で区切られる。数字を並べて覚えよう。
- 義務教育就学前2割、6〜69歳3割、70〜74歳2割(現役並み所得は3割)
- 75歳以上は1割(一定以上の所得2割・現役並み所得3割)
- 仕事中のけがや病気は医療保険ではなく労災保険から給付される
| 制度 | 保険者 | 主な被保険者 |
|---|---|---|
| 国民健康保険 | 都道府県+市町村/国民健康保険組合 | 自営業者・無職者など |
| 協会けんぽ | 全国健康保険協会 | 中小企業の被用者 |
| 組合管掌健康保険 | 健康保険組合 | 大企業の被用者 |
| 共済組合 | 各共済組合 | 公務員・私学教職員 |
| 後期高齢者医療 | 後期高齢者医療広域連合 | 75歳以上 |
参考: 国民健康保険法/厚生労働省「国民健康保険制度の概要」
出典:「第114回看護師国家試験の問題および正答について」(厚生労働省)を加工して作成 → 出典について