第112回 看護師国家試験 午前 問4 解説
📝 問題
休憩時間を除いた1週間の労働時間で、超えてはならないと労働基準法で定められているのはどれか。
✅ 正解
3
💡 解説
✅ 休憩時間を除く1週間の労働時間は、労働基準法で40時間を超えてはならないと定められている。
労働基準法では、休憩時間を除く労働時間の上限を「1日8時間、1週40時間」と定めている(法定労働時間)。これを超えて働かせる場合には、いわゆる三六(サブロク)協定の締結と割増賃金の支払いが必要となる。
国試では労働基準法の基本数値が問われる。 産業保健分野の頻出事項で、「1日8時間・1週40時間」はセットで覚えておく。
三六協定とは
法定労働時間を超えて働かせるときに、会社と労働者の代表が結んで労働基準監督署に届け出る約束。労働基準法36条が名前の由来。
- 1
30時間不正解
30時間は法定労働時間より短く、労働基準法の定めとは一致しない。
- 2
35時間不正解
35時間も法定労働時間の40時間には満たない。
- 3
40時間正解
1週40時間が労働基準法の法定労働時間の上限である。
- 4
45時間不正解
45時間は時間外労働の月間目安などで用いられる値で、1週の法定労働時間ではない。
📚 国試でよく狙われるところ
労働基準法が定める働き方の基準は、まとめて問われる。
- 妊産婦が請求した場合は時間外労働・休日労働・深夜業をさせてはならない(労働基準法)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 法定労働時間 | 1日8時間・1週40時間を超えてはならない |
| 休憩 | 労働時間6時間超で45分以上、8時間超で60分以上 |
| 時間外労働 | 三六(サブロク)協定の締結・届出が必要。原則 月45時間・年360時間 |
| 休日 | 毎週1日、または4週で4日以上 |
| 年次有給休暇 | 6か月継続勤務し全労働日の8割以上出勤で10日付与 |
| 深夜業 | 午後10時〜午前5時。割増賃金の対象 |
参考: 労働基準法(第32条)
出典:「第112回看護師国家試験の問題および正答について」(厚生労働省)を加工して作成 → 出典について