第110回 看護師国家試験 午後 問50 解説
📝 問題
平成25年(2013年)の高齢者の地域社会への参加に関する意識調査で、高齢者が参加している活動のうち割合が最も多いのはどれか。
✅ 正解
4
💡 解説
✅ 高齢者が参加する活動で最多は健康・スポーツ。
平成25年(2013年)の高齢者の地域社会への参加に関する意識調査では、高齢者が参加している活動のうち「健康・スポーツ」の割合が最も多かった。健康維持への関心の高さを反映した結果である。
教育・文化、子育て支援、生涯・就業などの活動もあるが、参加割合は健康・スポーツに及ばない。 統計問題であり、高齢者が健康づくり活動に積極的に参加している傾向を押さえておくとよい。
- 1
教育・文化不正解
教育・文化は健康・スポーツより参加割合が低い。
- 2
子育て支援不正解
子育て支援は参加割合が最多ではない。
- 3
生涯・就業不正解
生涯・就業は最多ではない。
- 4
健康・スポーツ正解
健康・スポーツへの参加割合が最も多い。
📚 国試でよく狙われるところ
老人クラブやシルバー人材センターは、名前と対象・目的を入れ替えて問われる。名前と「誰が対象で何をする場か」を対にして覚えよう。 高齢者の社会参加は、生きがいや健康の維持、閉じこもり・フレイルの予防につながり、介護予防の観点からも重視される。
- 老人クラブは概ね60歳以上を対象とし、教養の向上・健康の増進・地域社会との交流を目的とする(老人福祉法)。
- シルバー人材センターは高齢者に臨時的・短期的な就業機会を提供する(高年齢者雇用安定法)。
- 介護予防・日常生活支援総合事業では、住民主体の通いの場(サロン・体操教室)づくりが進められている。
- フレイル=加齢に伴い心身の活力が低下した状態。体重減少・疲労感・活動量低下・歩行速度低下・筋力低下の5項目のうち3つ以上で該当とされ、適切な介入で改善しうる(可逆的)点が特徴。
参考: 内閣府「高齢者の地域社会への参加に関する意識調査」
出典:「第110回看護師国家試験の問題および正答について」(厚生労働省)を加工して作成 → 出典について