第108回 看護師国家試験 午前 問40 解説

一般基礎看護学✔ 監修済み

📝 問題

歯ブラシを用いたブラッシングで歯周ポケットの清掃に適しているのはどれか。

✅ 正解

1

💡 解説

✅ バス法は毛先を歯と歯肉の境目に45度で当てて微振動させる方法で、歯周ポケット内のプラーク除去に適している。

バス法は、毛先を歯の軸に対して約45度の角度で歯肉溝(歯周ポケット)に向けて当て、小刻みに振動させる方法である。 毛先がポケットの入り口に入り込むため、歯周病の予防と歯周ポケットの清掃に適している。

他の3つは、歯の面についたプラークを落としたり歯肉をマッサージしたりする方法で、ポケットの中まで毛先を届かせることを目的にしていない。

  • 1

    バス法正解

    バス法は毛先を歯肉溝に45度で当てて微振動させ、ポケットの中のプラークを落とす。

  • 2

    スクラブ法不正解

    スクラブ法は毛先を直角に当てて磨く一般的方法で、歯周ポケット清掃に特化しない。

  • 3

    ローリング法不正解

    ローリング法は歯肉から歯冠へ回転させる方法で、歯周ポケットの清掃には適さない。

  • 4

    フォーンズ法不正解

    フォーンズ法は円を描く方法で小児等に用いられ、歯周ポケット清掃には適さない。

📚 国試でよく狙われるところ

口腔ケアは、方法の名前と適応を入れ替えて問われる。毛先をどこに当てる方法か、誰に向く方法かを対にして覚えよう。

  • 口腔ケアは誤嚥性肺炎の予防に有効で、経口摂取をしていない人にも必要である。
  • 義歯は外して流水と義歯用ブラシで洗い、就寝時は外して水または義歯洗浄剤に浸けて保管する。
  • 含嗽のみではプラークは除去できず、ブラッシングによる機械的清掃が不可欠である。
主なブラッシング法
方法やり方適応
バス法毛先を歯軸に対し45度で歯肉溝に向け、小刻みに振動させる歯周ポケットの清掃、歯周病の予防
スクラブ法毛先を歯面に直角に当て、小刻みに前後させる一般的で簡便。プラーク除去に有効
ローリング法毛を歯肉側から歯冠方向へ回転させる歯肉のマッサージ
フォーンズ法(描円法)上下の歯を軽くかみ合わせ、円を描くように動かす小児、手指の巧緻性が低い人

参考: 系統看護学講座 口腔ケア(ブラッシング法)/歯周病予防のブラッシング(バス法)

出典:「第108回看護師国家試験の問題および正答について」(厚生労働省)を加工して作成 → 出典について

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