第107回 看護師国家試験 午前 問24 解説
📝 問題
褥瘡発生の予測に用いるのはどれか。
✅ 正解
3
💡 解説
✅ 褥瘡発生の予測に用いるのはBraden(ブレーデン)スケールである。
ブレーデンスケールは、知覚の認知・湿潤・活動性・可動性・栄養状態・摩擦とずれの6項目を評価し、褥瘡発生のリスクを予測する代表的なアセスメントツールである。 合計点が低いほどリスクが高いと判定する。
国試ではスケールと評価対象の組合せが頻出。 ブリストルスケールは便の性状、ボルグスケールは自覚的運動強度(主観的な息切れ・疲労)、グラスゴー・コーマ・スケール(GCS)は意識レベルを評価する。 「褥瘡予測=ブレーデン」を軸に、各スケールの用途を1対1で結びつけて覚えよう。
- 1
ブリストルスケール不正解
ブリストルスケールは便の性状を評価する指標である。
- 2
Borg(ボルグ)スケール不正解
ボルグスケールは自覚的運動強度を評価する指標である。
- 3
Braden(ブレーデン)スケール正解
ブレーデンスケールは褥瘡発生リスクの予測に用いる。
- 4
グラスゴー・コーマ・スケール不正解
グラスゴー・コーマ・スケールは意識レベルを評価する指標である。
📚 ここも一緒におさえておこう
ブレーデンスケールの合計点は6〜23点で、危険域の目安は病院では14点以下、在宅・高齢者施設では17点以下とされる。
| スケール | 評価するもの |
|---|---|
| ブレーデンスケール | 褥瘡発生リスク(6項目・6〜23点) |
| DESIGN-R | 褥瘡の重症度と治癒過程 |
| ブリストルスケール | 便の性状(7段階) |
| ボルグスケール | 自覚的運動強度 |
| グラスゴー・コーマ・スケール(GCS) | 意識レベル(3〜15点) |
| ジャパン・コーマ・スケール(JCS) | 意識レベル(3-3-9度方式) |
| バーセルインデックス・機能的自立度評価法(FIM) | 日常生活動作(ADL) |
| 改訂長谷川式簡易知能評価スケール(HDS-R)・ミニメンタルステート検査(MMSE) | 認知機能 |
| フェイススケール・数値評価スケール(NRS) | 痛みの強さ |
参考: 基礎看護学 褥瘡アセスメント
出典:「第107回看護師国家試験の問題および正答について」(厚生労働省)を加工して作成 → 出典について