第106回 看護師国家試験 午後 問21 解説
📝 問題
Kaup〈カウプ〉指数の計算式はどれか。
✅ 正解
1
💡 解説
✅ Kaup〈カウプ〉指数は、体重(g)を身長(cm)の2乗で割り、10を掛けて求める。
Kaup〈カウプ〉指数は、乳幼児の体格が発育の目安に合っているかをみる指数で、体重(g)÷身長(cm)²×10で計算する。 単位をキログラムとメートルに直すと計算の中身はBMIと同じになるが、乳幼児ではグラムとセンチメートルを使うこの形で覚える。
判定の基準は年齢によって変わるため、数値だけで太りすぎ・やせすぎを決めず、成長曲線に沿って伸びているかをあわせてみる。
- 1
体重(g)÷身長(cm)²×10正解
体重(g)÷身長(cm)²×10がKaup〈カウプ〉指数の式で、乳幼児の発育の目安に使う。
- 2
体重(g)÷身長(cm)³×10⁴不正解
体重(g)÷身長(cm)³×10⁴はローレル指数の式で、学童の体格をみるときに使う。
- 3
体重(kg)÷身長(m)²不正解
体重(kg)÷身長(m)²はBMIの式である。計算の中身はカウプ指数と同じだが、成人の肥満を判定するときの書き方で、乳幼児ではグラムとセンチメートルの式を用いる。
- 4
(実測体重(kg)−標準体重(kg))÷標準体重(kg)×100不正解
(実測体重(kg)−標準体重(kg))÷標準体重(kg)×100は肥満度(%)の式で、標準体重からのずれを百分率で表す。
📚 混同しやすいので注意
発育の指数は、対象の年齢と式を入れ替えて問われる。「乳幼児=カウプ、学童=ローレル、成人=BMI」と年齢の順に並べて覚えよう。
- Kaup〈カウプ〉指数は生後3か月ごろから5歳ごろまでの乳幼児に使う
- ローレル指数は学童に使い、身長の3乗で割るのが特徴
- 肥満度は標準体重からのずれを百分率で表し、幼児から学童まで幅広く使う
参考: 標準的な小児看護学(成長・発達の評価)/母子健康手帳における発育の評価
出典:「第106回看護師国家試験の問題および正答について」(厚生労働省)を加工して作成 → 出典について