第105回 看護師国家試験 午後 問3 解説
📝 問題
地球温暖化をもたらす温室効果ガスはどれか。
✅ 正解
4
💡 解説
✅ 地球温暖化をもたらす温室効果ガスは二酸化炭素である。
地表から宇宙へ逃げていく熱を吸収して、大気にとどめる気体を温室効果ガスという。 代表は二酸化炭素で、石炭・石油・天然ガスを燃やすと発生する。排出量がもっとも多く、地球温暖化への影響も大きい。
温室効果ガスにはほかに、メタン・一酸化二窒素・フロン類がある。 窒素と酸素は大気の大部分を占めるが、熱を吸収しないため温室効果をもたない。
- 1
酸素不正解
酸素は大気の約21%を占め、呼吸で使われる気体。熱を吸収しないので温室効果はない。
- 2
水素不正解
水素は大気中にごくわずかしかなく、温室効果ガスには数えられない。燃やしても水になるだけで二酸化炭素は出ない。
- 3
窒素不正解
窒素は大気の約78%を占めるもっとも多い気体だが、温室効果はもたない。
- 4
二酸化炭素正解
二酸化炭素は温室効果ガスの代表で、化石燃料を燃やすことで増える。
📚 国試でよく狙われるところ
地球環境問題は、現象と原因物質を入れ替えて問われる。物質のほうから現象を言えるように、対にして覚えよう。
| 環境問題 | 主な原因物質 |
|---|---|
| 地球温暖化 | 二酸化炭素、メタン、一酸化二窒素、フロン類 |
| オゾン層の破壊 | フロン |
| 酸性雨 | 硫黄酸化物、窒素酸化物 |
| 光化学スモッグ | 窒素酸化物、炭化水素(紫外線を受けて光化学オキシダントになる) |
参考: 環境省/公衆衛生学
出典:「第105回看護師国家試験の問題および正答について」(厚生労働省)を加工して作成 → 出典について