第105回 看護師国家試験 午前 問8 解説
📝 問題
日本の平成25年(2013年)における家族の世帯構造で最も少ないのはどれか。
✅ 正解
2
💡 解説
✅ 世帯構造で最も少ないのは三世代世帯である。
国民生活基礎調査の世帯構造では、平成25年(2013年)に最も多かったのは「夫婦と未婚の子のみの世帯」の29.7%で、三世代世帯は6.6%と最も少なかった。
祖父母・親・子が同居する三世代世帯は、核家族化と高齢者のひとり暮らしの増加で減り続けている。 令和7年(2025年)の調査では単独世帯が35.4%で最も多く、三世代世帯は3.1%まで下がった。最も少ないという位置づけは変わっていない。
国民生活基礎調査とは
厚生労働省が毎年行う、世帯の構成・所得・健康や介護の状況を調べる大きな標本調査。3年ごとに大規模な調査を行う。
- 1
単独世帯不正解
ひとり暮らしの世帯で、増え続けて現在は最も多い世帯構造になっている。
- 2
三世代世帯正解
祖父母・親・子が同居する世帯で、年々減り続けて最も少ない。
- 3
夫婦のみの世帯不正解
夫婦2人で暮らす世帯。高齢の夫婦が増えており、全世帯の約4分の1を占める。
- 4
夫婦と未婚の子のみの世帯不正解
夫婦と未婚の子で暮らす世帯。平成25年当時は最も多く、現在も約4分の1を占める。
📚 国試でよく狙われるところ
国民生活基礎調査からは、世帯の分類と代表的な割合がまとめて問われる。分類は名前と定義を対にして覚えよう。
- 核家族世帯=夫婦のみ/夫婦と未婚の子のみ/ひとり親と未婚の子のみ の3つ。三世代世帯はここに含めない。
- 高齢者世帯=65歳以上の者のみ、またはこれに18歳未満の未婚の者が加わった世帯。
- 65歳以上の者のいる世帯は全世帯の50.2%(令和7年)で、およそ半数にあたる。
参考: 厚生労働省「国民生活基礎調査」
出典:「第105回看護師国家試験の問題および正答について」(厚生労働省)を加工して作成 → 出典について