第105回 看護師国家試験 午前 問39 解説
📝 問題
フィジカルアセスメントにおいて触診で判断するのはどれか。
✅ 正解
4
💡 解説
✅ 触診で判断するのは、リンパ節の腫脹の有無である。
触診は、手や指を当てて、大きさ・かたさ・熱感・圧痛・動きを確かめる方法である。 首やわきの下、そけい部のリンパ節が腫れているかどうかは、指の腹で押さえて確かめる。
他の3つは、別の方法で調べる。 腱反射は打腱器で腱をたたいて反応をみる。 瞬目反射は視診で、まばたきが起こるかを目で確かめる。 腸蠕動運動は聴診で、腸の動く音を聴く。
- 1
腱反射の有無不正解
腱反射は、打腱器で膝蓋腱やアキレス腱をたたき、筋が縮むかどうかをみる打診の手技である。
- 2
瞬目反射の有無不正解
瞬目反射は、光や音、角膜への刺激でまばたきが起こるかを目で確かめる視診である。
- 3
腸蠕動運動の有無不正解
腸蠕動運動は、腹部に聴診器を当てて腸の動く音を聴いて確かめる。
- 4
リンパ節の腫脹の有無正解
リンパ節の腫れは、指の腹を当てて大きさ・かたさ・動きやすさ・圧痛を確かめる。
📚 国試でよく狙われるところ
腹部のフィジカルアセスメントは、順番がそのまま問われる。視診→聴診→打診→触診の順と、なぜその順なのかをセットで覚えよう。
- 先に打診や触診をすると腸が刺激されて腸蠕動音が変わり、聴診の結果があてにならなくなる
- 触診は浅い触診から深い触診へ進め、痛みを訴える場所は最後に触れる
参考: 系統看護学講座 基礎看護技術
出典:「第105回看護師国家試験の問題および正答について」(厚生労働省)を加工して作成 → 出典について