第104回 看護師国家試験 午前 問15 解説
📝 問題
生活習慣病の一次予防はどれか。
✅ 正解
3
💡 解説
✅ 生活習慣病の一次予防にあたるのは適切な食生活である。
予防は3つの段階に分かれる。 ・一次予防=病気にならないようにする(生活習慣の改善・予防接種・環境の整備) ・二次予防=早く見つけて早く治す(健診・検診・早期治療) ・三次予防=悪化と再発を防ぎ、社会復帰を助ける(リハビリテーション)
適切な食生活は、病気が起こる前に危険因子を減らす取り組みで、一次予防にあたる。運動・禁煙・節酒も同じ段階に入る。
- 1
早期治療不正解
早期治療は、見つかった病気を早いうちに治して重くしないための取り組みで、二次予防にあたる。
- 2
検診の受診不正解
検診の受診は、症状の出ていない段階で病気を見つけるためのもので、二次予防にあたる。
- 3
適切な食生活正解
発症そのものを防ぐ取り組みで、一次予防にあたる。
- 4
社会復帰を目指したリハビリテーション不正解
社会復帰を目指したリハビリテーションは、後遺症や再発を防いで生活を立て直す三次予防にあたる。
📚 ここも一緒におさえておこう
生活習慣病の対策は、制度の名前とねらいを入れ替えて問われる。どの制度がどの段階の予防をねらっているかを対にして覚えよう。
- 健康日本21(第三次)=2024年度から始まった国民健康づくり運動。健康寿命の延伸と健康格差の縮小をめざす。
- 特定健康診査・特定保健指導=40〜74歳が対象。メタボリックシンドロームに着目し、健診で見つけて保健指導につなぐ。
- がん検診=胃・大腸・肺・乳房・子宮頸部の5つが、市町村の対策型検診として行われる。
参考: 厚生労働省「健康日本21(第三次)」/健康増進法
出典:「第104回看護師国家試験の問題および正答について」(厚生労働省)を加工して作成 → 出典について