第103回 看護師国家試験 午後 問75 解説
📝 問題
病院における医療安全管理体制で正しいのはどれか。
✅ 正解
3
💡 解説
✅ 病院には、医療安全管理のための指針を整備することが義務づけられている。
医療法は、病院に医療の安全を確保する体制をとるよう求めている。 中身は医療法施行規則に置かれており、医療安全管理のための指針の整備、委員会の設置、職員研修の実施、事故報告をいかした改善の方策が柱になる。 現在はこれに加えて、安全管理について知識と責任をもって業務にあたる者を置くことと、安全管理の記録を整えることも義務になっている。
残る3つは、義務の内容や頻度が違う。 特定機能病院では医療安全管理者を専従で置くことが求められ、ほかの業務との兼任はできない。 職員研修は年2回程度、定期的に行う。 医薬品安全管理責任者と医療機器安全管理責任者は、どちらも配置が義務づけられている。
特定機能病院とは
高度な医療の提供・開発・研修を担う病院として厚生労働大臣が承認したもの。大学病院の本院などが該当し、一般の病院より厳しい安全管理の体制が求められる。
- 1
特定機能病院の医療安全管理者は兼任でよい。不正解
特定機能病院は医療安全管理者を専従で置く。一般の病院より厳しい体制が求められ、ほかの業務との兼任はできない。
- 2
医療安全管理のために必要な研修を3年に1度行う。不正解
職員研修は年2回程度、定期的に行う。重大な問題が起きたときはそのつど追加する。
- 3
医療安全管理のための指針を整備しなければならない。正解
指針の整備は医療法施行規則で義務づけられている。委員会の設置・職員研修・改善の方策とあわせて一組で覚える。
- 4
医薬品安全管理責任者の配置は義務づけられていない。不正解
医薬品安全管理責任者の配置は義務。医療機器安全管理責任者も同じく置かなければならない。
📚 国試でよく狙われるところ
医療安全の体制は、「何をどれだけの頻度で」を入れ替えて問われる。指針・委員会・研修・改善の4つを一組で覚えよう。
- 医療安全管理委員会は月1回程度開き、重大な問題が起きたときはそのつど開く
- 医薬品安全管理責任者は、医薬品の安全使用のための手順書を作り、職員研修と情報の収集を行う
- 医療機器安全管理責任者は、機器の保守点検の計画と実施、研修を担う
参考: 医療法・医療法施行規則/厚生労働省「医療安全対策」
ClaudeによるAI生成を活用した解説です
出典:「第103回看護師国家試験の問題および正答について」(厚生労働省)を加工して作成 → 出典について