第103回 看護師国家試験 午前 問8 解説

⭐ 必修健康支援と社会保障制度✔ 監修済み

📝 問題

市町村保健センターの業務はどれか。

✅ 正解

4

💡 解説

✅ 市町村保健センターの業務は地域住民の健康づくりである。

市町村保健センターは、住民に身近な場所で健康づくりを支える施設である。乳幼児健診・健康相談・保健指導・予防接種など、日々の暮らしに近い対人サービスを担う。

同じ地域保健法にもとづく施設でも、保健所は専門的で広域的な仕事を受け持つ。身近な対人サービスか広域の専門業務かで、どちらの仕事かを見分ける。

地域保健法とは

保健所や市町村保健センターの設置など、地域で行う保健活動の基本を定めた法律。

  • 1

    廃棄物の処理不正解

    廃棄物の処理は廃棄物処理法にもとづき市町村や都道府県が担う仕事である。保健センターが受け持つのは住民への保健サービスになる。

  • 2

    人口動態統計調査不正解

    人口動態統計は、市町村が受け付けた出生や死亡の届出をもとに、保健所を経て国がまとめる統計である。

  • 3

    看護師免許申請の受理不正解

    看護師免許の申請は住所地の都道府県を経由して国へ出し、免許を与えるのは厚生労働大臣である。

  • 4

    地域住民の健康づくり正解

    市町村保健センターは、健康相談・保健指導・健康診査など地域住民の健康づくりの拠点になる。

📚 混同しやすいので注意

保健所と市町村保健センターは、業務を入れ替えて問われる。設置する主体と所長の資格まで対にして覚えよう。

保健所と市町村保健センター
項目保健所市町村保健センター
設置する主体都道府県・政令指定都市・中核市・特別区など市町村
所長原則として医師医師でなくてもよい
主な仕事感染症対策、難病や精神保健の支援、食品衛生・環境衛生、統計健康相談、保健指導、健康診査、予防接種、母子健康手帳の交付

参考: 地域保健法/厚生労働省 地域保健対策の推進に関する基本的な指針

出典:「第103回看護師国家試験の問題および正答について」(厚生労働省)を加工して作成 → 出典について

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