第103回 看護師国家試験 午前 問3 解説
📝 問題
労働基準法で原則として定められている休憩時間を除く1週間の労働時間はどれか。
✅ 正解
2
💡 解説
✅ 労働基準法は、休憩時間を除く1週間の労働時間を40時間以内と定めている。
労働基準法は労働条件の最低基準を定めた法律で、働かせてよい時間の上限を1週40時間・1日8時間としている。これを法定労働時間という。
これを超えて働かせるには、労働者側と結んだ協定(36協定)を届け出る必要がある。届け出ても時間外労働には上限があり、原則は月45時間・年360時間である。
36協定とは
時間外労働や休日労働をさせるときに、使用者と労働者の代表が結んで労働基準監督署に届け出る協定。
- 1
30時間を超えない。不正解
30時間は法定労働時間より短い。短時間勤務やパートの契約でみられる時間数である。
- 2
40時間を超えない。正解
労働基準法の法定労働時間は1週40時間。1日は8時間が上限になる。
- 3
50時間を超えない。不正解
50時間は法定労働時間を超える。この長さで働かせるには36協定の届出が要る。
- 4
60時間を超えない。不正解
60時間も法定労働時間を大きく超える。1日8時間を週5日で40時間、というのが原則の形である。
📚 国試でよく狙われるところ
労働基準法は時間の数字を入れ替えて問われる。労働時間・休憩・休日を一組にして覚えよう。 休憩は労働時間が6時間を超えると45分以上、8時間を超えると1時間以上。休日は毎週少なくとも1日、または4週間を通じて4日以上与える。
参考: 労働基準法/厚生労働省 労働時間・休憩・休日の基準
出典:「第103回看護師国家試験の問題および正答について」(厚生労働省)を加工して作成 → 出典について