第113回 看護師国家試験 午前 問106 解説
📝 問題
次の文を読み106〜108の問いに答えよ。 Aさん(28歳、会社員)は、夫(30歳、会社員)と2人で暮らしている。2023年2月5日からの月経を最後に無月経となり、妊娠の可能性を考えて受診した。医師の診察の結果、妊娠と診断された。 Naegele〈ネーゲレ〉概算法を用いてAさんの分娩予定日を求めよ。 解答:2023年①②月③④日
※ 数値を答える計算問題です(正解は下に掲載)。
✅ 正解
1112
💡 解説
✅ ネーゲレ概算法による分娩予定日は2023年11月12日である。
Naegele〈ネーゲレ〉概算法では、最終月経開始日を起点に『月に+9(または−3)、日に+7』を加えて分娩予定日を求める。Aさんの最終月経開始日は2023年2月5日である。
月:2月+9か月=11月。 日:5日+7日=12日。 よって分娩予定日は2023年11月12日となり、解答は①②③④=1112である。
分娩予定日は妊娠40週0日にあたり、月経周期28日を前提とした概算である。
📚 これとセットで理解しよう
分娩予定日の計算は、妊娠週数の数え方とひとつながりになっている。ずれをどう補正するかまで含めて確認しよう。
- Naegele概算法=月に9を加える(12を超えるときは3を引いて翌年)、日に7を加える(月末を超えるときは翌月へ繰り越す)。
- 月経周期が28日より長い(短い)場合は、その差の日数だけ予定日を後ろへ(前へ)ずらす。
- 確実な予定日の補正は妊娠8〜11週ころの胎児頭殿長〈CRL〉の計測で行う。
| 区分 | 週数 |
|---|---|
| 妊娠期間 | 最終月経開始日を0週0日とし、分娩予定日は40週0日(280日) |
| 妊娠初期 | 13週6日まで(22週未満の妊娠中断が流産) |
| 妊娠中期 | 14週0日から27週6日 |
| 妊娠後期 | 28週0日以降 |
| 早産 | 22週0日から36週6日 |
| 正期産 | 37週0日から41週6日 |
| 過期産 | 42週0日以降 |
参考: Naegele概算法(分娩予定日の算出)
出典:「第113回看護師国家試験の問題および正答について」(厚生労働省)を加工して作成 → 出典について