第113回 看護師国家試験 午前 問1 解説
📝 問題
令和元年(2019年)の国民生活基礎調査における平均世帯人数はどれか。
✅ 正解
2
💡 解説
✅ 令和元年(2019年)の国民生活基礎調査における平均世帯人数は2.39人である。
国民生活基礎調査によると、平均世帯人数は年々減少を続けており、令和元年(2019年)は2.39人であった。かつては1世帯4人を超えていたが、核家族化・単独世帯の増加・少子化を背景に一貫して縮小しており、2人台前半の値を選ぶ。
「世帯の小規模化」の流れを押さえておけば、細かな数値を忘れても2人台という水準を選べる。
- 1
1.39人不正解
1.39人は実際の値より小さく、単身世帯の平均に近い過小な値である。
- 2
2.39人正解
令和元年の平均世帯人数2.39人に一致する。
- 3
3.39人不正解
3.39人はおおむね昭和後期の水準で、現在より大きい。
- 4
4.39人不正解
4.39人は高度経済成長期以前の大きな世帯規模に近い値である。
📚 ここも一緒におさえておこう
国民生活基礎調査は世帯構造・世帯類型のほか、有訴者率・通院者率・介護の状況なども調べる大規模調査である。3年ごとの大規模調査年に世帯の詳細が公表される。
- 世帯構造で最も多いのは単独世帯で、次いで「夫婦と未婚の子のみの世帯」「夫婦のみの世帯」が続く。
- 三世代世帯は一貫して減少し、令和元年(2019年)には全世帯の約5%にすぎない。
- 65歳以上の者のいる世帯は全世帯の約半数を占め、そのうち単独世帯・夫婦のみ世帯が過半を占める。
| 用語 | 定義 |
|---|---|
| 核家族世帯 | 夫婦のみ/夫婦と未婚の子のみ/ひとり親と未婚の子のみ |
| 高齢者世帯 | 65歳以上の者のみ、またはこれに18歳未満の未婚の者が加わった世帯 |
| 有訴者率 | 世帯員のうち自覚症状のある者の人口千対の割合 |
| 平均世帯人員 | 世帯人員の総数 ÷ 世帯数 |
参考: 厚生労働省「国民生活基礎調査」(令和元年)
出典:「第113回看護師国家試験の問題および正答について」(厚生労働省)を加工して作成 → 出典について