第112回 看護師国家試験 午前 問59 解説

一般小児看護学✔ 監修済み

📝 問題

正常な幼児期の基本的生活習慣で、2歳0か月ころまでに習得するのはどれか。

✅ 正解

2

💡 解説

✅ 2歳0か月ころまでに習得するのは、スプーンを使って食べることである。

基本的生活習慣の獲得には、目安となる時期がある。 スプーンを使って食べることは1歳6か月〜2歳ころに習得され、2歳0か月ころまでに身につく。

他の選択肢はより後の時期に習得される。自分で鼻をかむことは3歳以降に少しずつできるようになる。夜間のおむつがとれる(夜間の排尿の自立)のは個人差が大きいものの、一般に3〜4歳以降で、2歳ころではまだ難しい。洋服のボタンをとめる細かい手指の動作も、おおむね3〜4歳に習得される。

  • 1

    鼻をかむ。不正解

    自分で鼻をかむことができるようになるのは3歳以降で、2歳ころにはまだ難しい。

  • 2

    スプーンを使う。正解

    スプーンを使って食べることは1歳半〜2歳ころに習得され、2歳0か月ころまでに身につく。

  • 3

    夜間のおむつがとれる。不正解

    夜間のおむつがとれるのは個人差はあるが一般に3〜4歳以降で、2歳ころでは難しい。

  • 4

    洋服のボタンをとめる。不正解

    洋服のボタンをとめる細かい動作はおおむね3〜4歳以降に習得される。

📚 国試でよく狙われるところ

基本的生活習慣は、獲得の時期がそのまま問われる。

基本的生活習慣の獲得の目安
領域内容時期の目安
食事手づかみ食べ9〜12か月
食事コップで飲む1歳〜1歳6か月
食事スプーンを使って食べる1歳6か月〜2歳
食事箸を使い始める3〜4歳
排泄トイレットトレーニングの開始(排尿間隔が2時間程度になる)1歳6か月〜2歳
排泄日中の排尿の自立2〜3歳
排泄夜間のおむつがとれる3〜4歳以降
着脱一人でパンツを脱ぐ2歳ごろ
着脱ボタンをとめる3〜4歳
清潔自分で鼻をかむ3歳以降
清潔手を洗う2〜3歳

個人差が大きいため、目安から外れても他の発達と併せて総合的に評価する。

参考: 小児看護学・基本的生活習慣の獲得に関する標準的看護学教科書

出典:「第112回看護師国家試験の問題および正答について」(厚生労働省)を加工して作成 → 出典について

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