第109回 看護師国家試験 午後 問46 解説

一般看護の統合と実践✔ 監修済み

📝 問題

医療施設において、患者の入院から退院までの看護を1人の看護師が継続して責任をもつことを重視した看護体制はどれか。

✅ 正解

4

💡 解説

✅ 1人の看護師が入院から退院まで責任をもつのはプライマリナーシングである。

プライマリナーシングシステムは、1人の患者を1人の看護師(プライマリナース)が入院から退院まで一貫して受け持ち、看護計画の立案から実施・評価まで継続的に責任をもつ看護提供方式である。 継続性と責任の明確化が特徴である。

機能別看護方式は、検温・与薬などの業務ごとに分担する方式である。 患者受け持ち方式は勤務帯ごとに患者を分担するが、継続的な責任は伴わない。 チームナーシングは、リーダーのもとチームで患者群を受け持つ方式である。 継続性・責任の一貫性がキーワードなら、プライマリナーシングと判断する。

  • 1

    機能別看護方式不正解

    機能別看護方式は業務ごとに分担する方式で、継続的責任は伴わない。

  • 2

    患者受け持ち方式不正解

    患者受け持ち方式は勤務帯ごとの分担で、入退院を通じた継続責任ではない。

  • 3

    チームナーシングシステム不正解

    チームナーシングはチームで患者群を受け持つ方式である。

  • 4

    プライマリナーシングシステム正解

    1人の看護師が入院から退院まで一貫して責任をもつ方式である。

📚 混同しやすいので注意

看護提供方式は、名前と特徴を入れ替えて問われる。誰が・どこまで・いつまで責任をもつかで見分けよう。

  • PNS(パートナーシップ・ナーシング・システム)は2人の看護師が対等な立場で協働する方式
主な看護提供方式
方式特徴
機能別看護方式検温・与薬など業務ごとに分担。効率的だが患者を全体でとらえにくい
患者受け持ち方式勤務帯ごとに看護師が患者を受け持つ
チームナーシングリーダーのもと、チームで患者群を受け持つ
プライマリナーシング1人の看護師が入院から退院まで一貫して責任をもつ
モジュール型継続受け持ち方式チームナーシングと受け持ち方式を組み合わせた方式

出典:「第109回看護師国家試験の問題および正答について」(厚生労働省)を加工して作成 → 出典について

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