第109回 看護師国家試験 午後 問4 解説

⭐ 必修健康支援と社会保障制度✔ 監修済み

📝 問題

日本において国民皆保険制度となっているのはどれか。

✅ 正解

1

💡 解説

✅ 国民皆保険制度に該当するのは医療保険である。

日本では、すべての国民が何らかの公的医療保険に加入する国民皆保険制度が昭和36年(1961年)に確立された。 国民皆保険となっているのは医療保険である。

国民皆保険は、被用者保険(健康保険など)と地域保険(国民健康保険)、後期高齢者医療制度により、原則すべての国民をいずれかの保険でカバーする仕組みである。 誰もが必要な医療を受けられる基盤となっている。

介護保険は40歳以上の加入、雇用保険・労災保険は雇用されている労働者を対象とするなど、それぞれ対象が限定されており「皆保険」ではない。 国試では社会保険5種(医療・年金・介護・雇用・労災)の対象者の違いが頻出である。

  • 1

    医療保険正解

    医療保険は全国民が加入する国民皆保険制度である。

  • 2

    介護保険不正解

    介護保険は40歳以上が対象で、全国民が加入するわけではない。

  • 3

    雇用保険不正解

    雇用保険は雇用されている労働者が対象で皆保険ではない。

  • 4

    労災保険不正解

    労災保険は労働者を対象とし、保険料は全額事業主負担で皆保険ではない。

📚 混同しやすいので注意

社会保険は5種類あり、どれが誰を対象にするかを入れ替えて問われる。制度名と対象を対にして覚えよう。 昭和36年(1961年)には、医療とあわせて年金も全員加入となり、国民皆保険・皆年金が実現した。

社会保険5種と対象
制度対象・特徴
医療保険全国民が加入(国民皆保険)
年金保険20歳以上60歳未満の全員が国民年金に加入
介護保険40歳以上が加入。第1号=65歳以上、第2号=40〜64歳
雇用保険雇用される労働者。失業等給付・育児休業給付など
労災保険労働者。保険料は全額事業主負担

参考: 国民健康保険法/健康保険法

出典:「第109回看護師国家試験の問題および正答について」(厚生労働省)を加工して作成 → 出典について

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