第106回 看護師国家試験 午前 問7 解説
📝 問題
第二次性徴による身体の変化で正しいのはどれか。
✅ 正解
1
💡 解説
✅ 第二次性徴による身体の変化にあたるのは精通である。
第二次性徴は、思春期に性ホルモンが増えて、男女の体つきの違いがはっきりしてくる変化をいう。 男子では精通、声変わり、ひげや陰毛が生えること、筋肉が増えること。 女子では初経、乳房のふくらみ、皮下脂肪が増えて丸みのある体つきになること。
生まれたときからある性器そのものの違い(第一次性徴)と、思春期に現れる第二次性徴を分けて考える。
精通とは
初めての射精のこと。男子で第二次性徴が進んだしるしになる。
- 1
精通正解
初めての射精を精通といい、男子の第二次性徴を代表する変化である。
- 2
体重減少不正解
逆。思春期は身長も体重も大きく増える成長スパートの時期である。
- 3
内臓脂肪の増加不正解
思春期に増えるのは皮下脂肪で、女子の丸みのある体つきをつくる。内臓脂肪が増えるのは成人期以降の生活習慣によることが多い。
- 4
第1大臼歯の萌出不正解
第1大臼歯(6歳臼歯)が生えるのは6歳ころで、学童期の変化である。
📚 ここも一緒におさえておこう
思春期は、変化が現れる順番が問われる。男女とも「体つきの変化が先、精通・初経は後」という流れで覚えよう。
- 女子は乳房のふくらみ→陰毛→身長の急な伸び→初経の順に進む
- 男子は精巣の発育→陰毛→身長の急な伸び→精通→声変わりの順に進む
- 初経は平均12歳ころで、その後2〜3年は月経が不規則なことが多い
出典:「第106回看護師国家試験の問題および正答について」(厚生労働省)を加工して作成 → 出典について