第105回 看護師国家試験 午前 問4 解説
📝 問題
介護保険の給付はどれか。
✅ 正解
2
💡 解説
✅ 介護保険の給付には予防給付が含まれる。
介護保険の給付は2つが柱になる。要介護と認定された人への介護給付と、要支援と認定された人への予防給付である。 市町村が条例で独自に定める市町村特別給付を加えて、3つに数えることもある。
年金給付は公的年金から、求職者給付と教育訓練給付は雇用保険から支給されるもので、出どころの制度が違う。
要支援とは
日常生活はおおむね自分でできるが、家事などに一部の手助けが必要な状態。1と2の区分があり、予防給付の対象になる。
- 1
年金給付不正解
老齢・障害・遺族などのときに公的年金から支給される給付で、介護保険とは別の制度である。
- 2
予防給付正解
要支援1・2と認定された人が受ける介護保険の給付で、状態の悪化を防ぐことを目的とする。
- 3
求職者給付不正解
失業したときに雇用保険から支給される給付である。
- 4
教育訓練給付不正解
働く人が指定の講座を受けたときに費用の一部が戻る、雇用保険の給付である。
📚 国試でよく狙われるところ
介護保険は、保険者・被保険者の年齢・給付の中身が入れ替えて問われる。数字と担い手を対にして覚えよう。
- 保険者は市町村(特別区を含む)。第1号被保険者は65歳以上、第2号被保険者は40〜64歳の医療保険加入者。
- 第2号被保険者が給付を使えるのは、加齢に伴う16の特定疾病が原因で介護が必要になったときだけ。
- 要支援の人の訪問介護・通所介護は予防給付から外れ、市町村が行う介護予防・日常生活支援総合事業に移った。
参考: 介護保険法
出典:「第105回看護師国家試験の問題および正答について」(厚生労働省)を加工して作成 → 出典について