第104回 看護師国家試験 午後 問1 解説
📝 問題
日本の平成24年(2012年)における合計特殊出生率はどれか。
✅ 正解
2
💡 解説
✅ 平成24年(2012年)の合計特殊出生率は1.41である。
合計特殊出生率は、15〜49歳の女性の年齢別出生率を合計した値で、1人の女性が一生のあいだに産む子どもの数の平均にあたる。 平成24年(2012年)は1.41で、1.4前後の横ばいが続いていた時期になる。
その後はふたたび下がり、令和7年(2025年)は1.14と過去最低になった。 出生数も67万人台まで減り、統計を取り始めてから最も少ない。
- 1
0.91不正解
全国の値が1を下回ったことはない。1を割るのは東京都だけで、令和7年(2025年)は0.96だった。次に低い北海道・宮城県でも1.00である。
- 2
1.41正解
平成24年(2012年)の値。前後の年も1.4前後で、大きな増減はなかった。
- 3
1.91不正解
1.91は昭和50年(1975年)ごろの水準にあたる。日本の出生率はこのあと下がり続けた。
- 4
2.41不正解
2.41は人口が増えていた昭和30年ごろの水準で、いまの日本とは大きく離れている。
📚 国試でよく狙われるところ
出生の指標は、似た名前を入れ替えて問われる。何を分母にして何を数えた値かを対にして覚えよう。
- 出生率(粗出生率)=人口1,000人に対する1年間の出生数
- 総再生産率=1人の女性が一生に産む女児の数
- 純再生産率=総再生産率から、母親の世代が出産年齢に達するまでに死亡する分を差し引いた値
参考: 厚生労働省「人口動態統計」/系統看護学講座 健康支援と社会保障制度
出典:「第104回看護師国家試験の問題および正答について」(厚生労働省)を加工して作成 → 出典について