第103回 看護師国家試験 午後 問25 解説
📝 問題
平成22年(2010年)の国民健康・栄養調査において、運動習慣のある女性の割合が最も高いのはどれか。
✅ 正解
5
💡 解説
✅ 平成22年の国民健康・栄養調査で、運動習慣のある女性の割合が最も高いのは60〜69歳である。
「運動習慣のある者」とは、1回30分以上・週2回以上・1年以上という3つをすべて満たして運動を続けている人をいう。 女性ではこの割合が50歳代以降に高くなる。出題された平成22年(2010年)の調査でも、選択肢のなかでは60〜69歳が最も高かった。 仕事や子育てで時間がとりにくい20〜40歳代は低く、退職などで時間ができる年代から上がっていく。
最新の令和6年(2024年)調査でもこの形は変わっていない。女性は70歳以上の42.6%が最も高く、60〜69歳の33.0%が続き、最も低いのは40歳代の17.2%である。
- 1
20〜29歳不正解
20〜29歳は学業や仕事で運動の時間がとりにくく、女性のなかでは低いほうにとどまる。
- 2
30〜39歳不正解
30〜39歳は子育てと仕事が重なる年代で、女性ではこの前後がいちばん低い。
- 3
40〜49歳不正解
40〜49歳も同じ理由で低く、令和6年調査では女性の最低となっている。
- 4
50〜59歳不正解
50〜59歳は少しずつ上がり始めるが、60歳代には届かない。
- 5
60〜69歳正解
60〜69歳は退職などで時間ができ、選択肢のなかでは最も高い。
📚 国試でよく狙われるところ
国民健康・栄養調査は、どの年代が高い・低いかという向きと、国の目標値が問われる。数字を丸暗記せず、生活の忙しさと結びつけて覚えよう。
- 令和6年(2024年)の運動習慣のある者は男性38.5%・女性31.5%で、男女とも30〜40歳代が低い。
- 50歳代以降に高くなるのは男女に共通で、男性も70歳以上が最も高い。
- 健康日本21(第三次)は、運動習慣者の割合(年齢調整値)40%を目標にしている。
参考: 厚生労働省「国民健康・栄養調査」(平成22年・令和6年)
出典:「第103回看護師国家試験の問題および正答について」(厚生労働省)を加工して作成 → 出典について